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2012年12月03日

映画「スカイフォール」 お勧めです。

 今日は、12月1日に公開された007シリーズの最新作、第23作「スカイフォール」のお話です。

 ちょうど「映画の日」だったので、公開日に観てきました。期待していたどおり、面白かったです。お勧めします。「007シリーズ」を常に観ていた方はもちろん、今回、初めて観る方にも楽しめます。

 アカデミー賞受賞監督を起用したのはシリーズ史上、初めてとのことでしたが、さすがです。監督の「サム・メンデス」は、イギリスの有名な舞台演出家なのですが、1999年に公開となった映画デビュー作『アメリカン・ビューティー』で、アカデミー監督賞を受賞し、その後、「ロード・トゥ・パーディション」などを監督しています。
 映画を見れば、監督自身も「007シリーズ」のファンであることがわかるようなシーンが随所に出てきます。あえて詳しくは言いませんが、極めつけは、ボンド・カー「アストンマーチンDB5」を登場させたことでしょう。「007シリーズ」ファンにとってはたまらない“シリーズ50周年記念”に相応しい作品となっています。

 ストーリーは観てのお楽しみとしますが、事前情報をひとつ。今回、悪役の隠れ家としてマカオの沖合に浮かぶ廃墟の島が「デッド・シティ」として登場するのですが、このロケ地は日本の長崎県長崎市の軍艦島(ぐんかんじま)の通称で知られている端島(はしま)です。
 長崎 軍艦島







 エンドロールには、唯一、漢字で「軍艦島」と表記されていますので、映画終了後のエンドロールも観てください。意外とインパクトがありますよ。「軍艦島」のクレジットは英国上映版にも漢字で記載されたそうです。

 また、長崎県観光連盟の海外向けサイトでは、軍艦島の紹介ページが公開されています。
 http://www.ngs-kenkanren.com/eng/007/index.html

 この映画にはもうひとつ話題があります。それは、主題歌があのイギリス出身の女性シンガーソングライター、グラミー賞歌手の「アデル」の楽曲であるということです。アデルが作詞し、歌っています。スパイ映画シリーズ第1作となった「007 ドクター・ノオ」が1962年10月5日にロンドンで初公開されてから、50周年となる、2012年10月5日の「ジェームズ・ボンドの日」に発売されています。

 「ミッション・イン・ポッシブル」のイーサン・ハントも「ボーン・アイデンティティー」のジェイソン・ボーンも、007ことジェームス・ボンドが原点となっていることは間違いありません。
 第6代目ジェームズ・ボンドの「ダニエル・グレイグ」が新しいジェームス・ボンドを作り上げました。主役だけでなく、「Q」も今回から配役が変わり、「M」も次回からは変わります。
 進化.し続ける「007シリーズ」。次回、第24作もマンネリ化してしまうことは考えられず、逆に新しいシリーズとしても楽しめそうな期待感でいっぱいです。次回作が早くも待ち遠しい「007シリーズ」です。

 ちなみに、CS放送の「IMAGICA BS」放送局では、12月30日(日)の15時から来年1月1日(火)23時までの56時間で、「007シリーズ」全22作品を一挙放送する年末年始の特集を企画しています。全作ハイビジョン・マスターでの完全放送です。

 映画館で「007 スカイフォール」を観て、イマジカの特集を観る。全24作をすべてチェックできるチャンスです。あなたも「007シリーズ」に嵌まりましょう。それでは。

<「007/スカイフォール」オフィシャルサイト>
 www.skyfall.jp/

投稿者:森ちゃまat 23:55| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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