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2013年01月14日

国立競技場 積雪で真っ白

 ナント!悪天候のため、高校サッカー決勝戦は、中止となってしまいました。残念。

 決勝が行われる予定だった国立競技場は、太平洋側を襲った寒波による影響で、朝からの雪です。
 雪は降り続け、グランド一面、雪で真っ白に。それでも両校の応援団は11時には会場入りしていたそうです。

 第91回全国高校サッカー選手権の決勝戦、6大会ぶり12度目出場の「鵬翔」(宮崎県)と4大会ぶり2度目出場の「京都橘」(京都府)の初優勝を懸けての戦いは、試合開始[14時05分]の2時間前の正午、中止となりました。

 大会主催者から「降雪のため中止」と発表があったからです。

 報道によると、大会を主催する「全国高体連」と「日本サッカー協会」「日本テレビ」などが午前10時30分から、開催の可否や順延、そして両校優勝などを協議、検討した結果、同日の実施を断念し、正午に発表したとなっています。

 全国高体連サッカー専門部の横田智雄部長の説明によると、「サッカーをやる状況でないと判断した」とのことで、第76回大会で、東福岡(福岡県)対帝京(東京)の決勝が雪の中で行われたこともあるが、当時より降り始めが早く、ピッチ状態の悪化が見込まれた点を重視したとのことです。

 また、協議では両校優勝とする案も出たそうで、最終的には「特別な大会であり、決勝を行わせたい」と横田部長が判断、順延となったとのことでした。
 授業のある平日を避けて順延日を探った結果、19日の土曜日に国立競技場が空いていたとのことで、19日に決着したようです。
 19日は大学入試センター試験日と重なるものの、両チームの登録メンバーに受験する生徒がいなかったため、支障がないと判断したとのことでした。

 中止の決断も、順延の決断も、自分は大賛成です。せっかくの決勝、できるかぎり、良いコンディションでプレイさせてあげたいですし、支障がないのなら、決着は付けさせてあげるべきだと思っています。

 ただ、試合がセンター試験の日となれば、3年生で応援に行けなくなる生徒が出てしまうことが残念です。応援も高校生活の思い出のひとつであり、国立での決勝戦の応援となれば、それは貴重な経験です。雪のためとなればさらに切ないですねぇ。

 ちなみに、今回のこの関東地方の大雪は、中山競馬場で行われていた中央競馬も中止に追い込みました。雪の影響で安全な競馬の施行に支障があると判断し、途中まで開催したあと、第5レース以降を中止としています。競馬も順延となって、1月21日(月)に代替競馬が施行されることになっています。情報まで。

 全国高校サッカー選手権の日程が順延されるのは、清水市商が優勝した1988年の第67回大会以来で、その時は昭和天皇崩御により、準決勝、決勝が順延されたとのことです。今回のように悪天候での順延は、今回が初めてのようです。

 気持ちを仕切り直して、身体も、グランドも、より良いコンディションでの決勝戦を望みます。楽しみも5日間、順延です。週末は晴れれば良いですね。それでは。

<全国高校サッカー選手権大会 公式サイト>
http://www.ntv.co.jp/soc/info/4553.html

投稿者:森ちゃまat 22:51| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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