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2013年02月26日

「栄養成分表示」 チェックしてますか?

 最近、「カロリー(エネルギー)」や「脂質」、「糖分」、そして、「塩分(ナトリウム)」など、”食”に関して気にかけている人が、周りに増えてきています。

 あなたは、食べ物を買うとき、その商品の「栄養成分表示」について、チェックしていますか?

 今日は、「健康増進法」という法律によって、一定のルールが決められている「栄養成分表示」についてのお話です。

 最初は、「缶コーヒー」などに使われている表示の「無糖」や「糖分ゼロ」や「ノンシュガー」や「シュガーレス」についてです。

 糖分については、下記のような基準が決められているそうです。

   食品100グラム当たりの含有量

        糖類 0.5グラム未満

   飲料100ミリリットル当たりの含有量

        糖類 0.5グラム未満

 つまり、「無糖」や「糖分ゼロ」や「ノンシュガー」や「シュガーレス」と表示されていても、糖類ゼロということではないのです。
 
 また、「砂糖不使用」という表示についても、単に砂糖を使っていないという意味だけなので、ほかの果糖や乳糖が使用されている場合ももちろん、あり得るのです。

 さらに、「無糖」だからといって、必ずしも、「カロリー(エネルギー)」もゼロということもありません。

 そのあたりは、再認識しておく必要があるでしょう。

 次に、確認すべきは、「栄養成分表示」の重量表示です。

 「栄養成分表示」には、「エネルギー」、「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」、「ナトリウム」は必ず、表示されています。
 「カルシウム」や「鉄」や「ビタミンC」などの表示がある場合もあります。
 
 注意しなければならないのは、それらの含有量だけではありません。

 重要なのは重量表示です。「1個10グラム当たり」とか「100グラム当たり」とか記載してあるあの表示です。

 1個10グラム当たり50カロリーと100グラム当たり400カロリーでは、1個10グラム当たり50カロリーの方がカロリーが高くなります。単純比較はやめましょう。

 ちなみに、高血圧などの生活習慣病予防のために、「塩分」を控えている方も多いかと思いますが、表示されている「ナトリウム」の含有量から「食塩」相当量を簡単に計算する方法があります。

 ナトリウム0.4グラム(400ミリグラム)が食塩約1グラムと覚えるか、ナトリウム含有量(ミリグラム)に2.54を掛けて、1000で割るかです。

 そんな「栄養成分表示」ですが、「甘さ控えめ」や「うす塩味」のように、味覚に関する表現については、特にルールはなく、基準の該当には当てはまらないとのこと。
 「カフェイン」や「クロレラ」、「プロポリス」なども同様だそうです。

 美味しいものを美味しくいただくためには、「健康」が一番です。
 
 これからは「栄養成分表示」をチェックしてみるように、心がけてみてはいかがでしょう。それでは。

投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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