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2013年03月08日

最優秀作品賞は、「桐島、部活やめるってよ」!

 第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞は、吉田大八監督の「桐島、部活やめるってよ」に決定しました。

 最優秀監督賞も吉田大八監督が受賞し、終わってみれば、大御所や大物の俳優や女優を使った作品が大半を占める中、若手中心だった「桐島、部活やめるってよ」が主要2部門を独占し、日本アカデミー賞たる威厳を何とか示したように思えましたが、日本テレビが制作に関わった映画なので、日本テレビ系でのテレビ放送での受賞に何らかの意図が見え隠れしたのも事実です。
 ただ、「桐島、部活やめるってよ」は、面白い映画です。まだ観ていない方は、是非観てください。

 それぞれの最優秀賞は、下記のとおりです。
  
   最優秀作品賞  桐島、部活やめるってよ
   最優秀監督賞  吉田大八 (桐島、部活やめるってよ)
   最優秀主演男優賞  阿部寛 (テルマエ・ロマエ)
   最優秀主演女優賞  樹木希林 (わが母の記) 
   最優秀助演男優賞  大滝秀治 (あなたへ)
   最優秀助演女優賞  余貴美子 (あなたへ)  
   最優秀脚本賞  内田けんじ (鍵泥棒のメソッド)
   最優秀外国映画賞  最強のふたり
   最優秀アニメーション作品賞  おおかみこどもの雨と雪

 ここで一言。米国アカデミー賞までは無理としても、受賞者もプレゼンターももう少しウィットの効いたスピーチをお願いしたい。期待し過ぎたのかもしれないが、樹木希林さんのスピーチが決して良かったとは言いませんが、そのほかの方々は真面目過ぎて、今年の授賞式はちょっと残念でした。事前に勉強しておいてほしいものです。
 
 ちなみに、授賞式の模様は編集され、日本テレビ系で録画放送されましたが、見逃した方はCS放送の「日テレプラス」にて、3月16日(土)の18時からと3月24日(日)の23時30分から再放送がされますので、映画人の映画以外での生身な姿、言動に興味のある方はお見逃しなく。
 また、「日テレプラス」では、編集していない完全版の放送も、3月30日(土)の19時から23時までの4時間枠で予定しており、さらに興味のある方はじっくりとご覧ください。
 完全版については、ゴールデンウィーク初日の4月27日(土)24時30分からも再放送するとのことで、楽しみです。

 最後に、米国アカデミー賞の最優秀作品賞を受賞した「アルゴ」を押えて、外国映画の最優秀賞を受賞した「最強のふたり」ですが、とても良い映画です。見逃した方はレンタルして観てください。お勧めします。

 来年の授賞式の司会は、最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林さんです。今から楽しみな来年の授賞式です。それでは。

<日本アカデミー賞公式サイト:優秀賞>
http://www.japan-academy-prize.jp/prizes/36.html

投稿者:森ちゃまat 23:58| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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