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2013年03月23日

さあ、芝のG1戦線の始まりです。

 3月24日の中央競馬のメイン競走は、第43回「高松宮記念」です。

 中京競馬場の芝コース、1,200メートルで行われる「高松宮記念」は、別名”春”のスプリンター決定戦とも呼ばれ、毎年9月に中山競馬場の芝コース、1,200メートルで行われる”秋”の「スプリンターズステークス」と並んで、短距離王を決める戦いとなっています。

 現在の中央競馬で短距離王として君臨しているのが、キングカメハメハの子供「ロードカナリア」です。
 昨年の「高松宮記念」はカレンチャンの3着となったものの、秋の「スプリンターズステークス」は1分6秒7のコースレコードで勝利し、さらにその後12月に香港で行われた短距離の世界最高峰レースと言われる「香港スプリント」で世界の強豪を相手にナント2馬身半の差を付けて快勝、今年になっても前哨戦として距離が少し長い1,400メートルの「阪急杯」を無難に勝つなど、まさに短距離王にふさわしい王者です。

 今年の「高松宮記念」はそんな「ロードカナリア」が実績から1番人気になるのは間違いなく、人気は1頭に集中しそうですが、死角を探すのも難しく、予想としては配当的にはあまり面白くはありませんが、外すことはできない1頭です。

 そのため、今年は「ロードカナリア」の相手探しです。実績、展開、調教、パドック、いろんな角度から穴馬が見つけられれば、その馬と「ロードカナリア」との組み合わせでかなり的中率はアップするのではないでしょうか?

 ちなみに、穴人気となりそうなのは、「シルクロードステークス」を勝った「ドリームバレンチノ」、現在3連勝中の「サクラゴスベル」、惜敗続きの「ダッシャーゴーゴー」のほか、7歳馬もこのレースは4年連続の出走で、過去3回は4着、2着、2着とコース相性が良い「サンカルロ」などになります。
 あと、武豊騎手が騎乗する「エピセアローム」は、昨年秋の「セントウルステークス」で短距離王「ロードカナリア」を負かして快勝しているので、今一度の一発逆転を期待しているファンも多いようです。

 どちらにしても短距離王「ロードカナリア」のレースぶりが注目される春の一番です。

 この「高松宮記念」のあとは、いよいよ「桜花賞」、「皐月賞」、「天皇賞」、「NHKマイルチャンピオンシップ」、「ヴィクトリアマイル」、「オークス」、「ダービー」、「安田記念」、そして「宝塚記念」と続く、”春”の芝のG1戦線の始まり始まりです。それでは。

<JRA 日本中央競馬会>
http://www.jra.go.jp/ 

 

投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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