ラジオが生んだ伝説のライブ「野外音楽フェスティバル」が28年ぶりに甦ります。

　1985年6月15日(土)に国立競技場で開催された「国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW by LION」の音源が、2013年5月4日(土)と5日(日)に、民放ラジオ全100局にて放送されることになりました。

　これは、その「伝説のライブ」の当時の集客用パンフレットです。
 
　クリックすると拡大できますので、まずは、伝説のライブと言われるこのコンサートの出演者の顔ぶれを見てください。
　まさに当時のビックアーチストの競演です。国立競技場には62,000人が集まりました。

　その62,000人の中に、ナント、自分も含まれているのです。プチ自慢です。
　今の奥さんと独身時代に一緒に楽しんできました。本当にすごいメンバーで、大盛り上がりでした。

　記念として、入場券の控えをアルバムに貼って、保管していました。

　コンサートが始まったのは、16時。オープニングは、「オフコース」をバックバンドに「吉田拓郎」です。最初から総立ち状態です。「オフコース」が続き、次に登場したのは「アルフィー」、そして「アン・ルイス」と「ラッツ＆スター」、「山下久美子」と「白井貴子」、バックコーラスには「渡辺美里」。

　続いては、「武田鉄矢」、「南こうせつ」、「イルカ」、「さだまさし」。そして、「つのだ☆ひろ」と「ブレッド＆バター」。「財津和夫」が加わり、さらに登場したのは、パンフレットには載っていなかった当時全盛期の「チェッカーズ」でした。

　そして、今回と目玉のひとつであった「はっぴいえんど」が登場。「鈴木茂」、「大滝詠一」、「細野晴臣」、「松本隆」の4人が同じステージに並んで立つ。12年ぶりに復活する。

　興奮さめ止まぬまま、「サディスティック・ミカ・バンド」ならぬ「サディスティック・ユーミン・バンド」の登場です。「加藤和彦」、「高中正義」、「高橋幸宏」、「後藤次利」、「坂本龍一」に加え、ボーカルはユーミンこと「松任谷由実」。メンバーがそろった「イエローマジックオーケストラ」の曲も演奏された。さらに、「小田和正」、「財津和夫」もステージに登場。クライマックスへ。

　最後は、「佐野元春」のオンステージ。国立競技場は最高潮へ。

　そんな中、さらに驚く、サプライズ。ななんと、これもパンフレットには予定されていない「サザンオールスターズ」が登場。佐野と桑田の共演が始まった。

　そしてフィナーレは、出演者全員がステージに集まり、この日のために作られた、作詞:小田和正/作曲:吉田拓郎/編曲:坂本龍一の曲「ALL TOGETHER NOW」を合唱し、そこに「薬師丸ひろ子」が花束をもってきて、「吉田拓郎」に手渡し、夢の競演は感動のうちに幕を閉じました。

　終わったのが20時半頃だったので、実に4時間半の贅沢なコンサートでした。

　日が暮れる前に写した国立競技場の観客の写真です。








　ステージの写真です。
　ちなみに、競技場のグラウンドの中心に8つの円形ステージをステージ下にレールを敷いた状態で放射状に設けられ、各ステージで出演するミュージシャン毎に使用される楽器を配置、その8つのステージを使用する出演者がステージに上がる（上がった）際にそのステージがレールにより真ん中に移動しました。このイベントに使われたマイクは300本以上、アンプも200台と言われています。

　そんな伝説のコンサートを北陸で放送するラジオ局と放送時間帯は、下記のとおりです。

富山県
　北日本放送　　　　　　5/5(日)　20:00-21:00
   富山エフエム放送　　5/4(土)　22:00-22:55
石川県
　MROラジオ　　           5/4(土)　16:00-17:00
　エフエム石川　           5/4(土)　22:00-22:55
福井県
　福井放送　　　            5/5(日)　16:00-17:00
   福井エフエム放送　　5/4(土)　22:00-22:55

　28年前の興奮が甦りそうです。それでは。

＜ALL TOGETHER NOW 2013 by LION 公式サイト＞
http://atn2013.jp/index.html