アメリカの経済紙「フォーブス」が世界のサッカークラブの2013年版の資産価値ランキングを発表しました。

　昨年1位の「マンチェスター・ユナイテッド」を抜き、ついに1位となったのは、スペインリーグの「レアル・マドリード」でした。調査が始まった2004年以降、初めての1位です。

　発表されたランキングは、下記の通りです。
01.
レアル・マドリード
スペイン
33.00億ドル
02.
マンチェスター・ユナイテッド
イングランド
31.65億ドル
03.
バルセロナ
スペイン
26.00億ドル
04.
アーセナル
イングランド
13.26億ドル
05.
バイエルン・ミュンヘン
ドイツ
13.09億ドル
06.
ACミラン
イタリア
9.45億ドル
07.
チェルシー
イングランド
9.01億ドル
08.
ユヴェントス
イタリア
6.94億ドル
09.
マンチェスター・シティー
イングランド
689億ドル
10.
リヴァプール
イングランド
6.51億ドル
11.
トットナム
イングランド
5.20億ドル
12.
シャルケ04
ドイツ
4.98億ドル
13.
ドルトムント
ドイツ
4.56億ドル
14.
インテルミラン
イタリア
4.01億ドル
15.
リヨン
フランス
3.68億ドル
16.
コリンチャンス
ブラジル
3.58億ドル
17.
ナポリ
イタリア
3.30億ドル
18.
ハンブルガーSV
ドイツ
3.00億ドル
19.
マルセイユ
フランス
2.85億ドル
20.
ニューカッスル
イングランド
2.63億ドル

　1位となった「レアル・マドリード」の評価額は、前年比で76％の激増となっていて、スペイン経済の苦境を尻目に、33億ドル、総収益は6億5000万ドルを計上しています。営業利益は1億3400万ドルとなっていました。

　ちなみに、2位となった「マンチェスター・ユナイテッド」の評価額は、31億7000万ドル、総収益は6億5000万ドル、総利益は1億3400万ドルと、ほとんど差はありませんでした。
　ただ、他のスポーツを含めたスポーツクラブとしてのランキングでは、米プロフットボール（ＮＦＬ）のダラス・カウボーイズの2億2700万ドルに次ぐ、2位とのこと。上には上があるものですね。

　サッカーのベスト20のクラブのうち19クラブが欧州勢で、唯一、ブラジルの「コリンチャンス」が16位に入っているだけという状況も凄いですが、「ヨーロッパチャンピオンズリーグ」のベスト4に現在、残っている4クラブが、1位、3位、5位、13位とすべてランキング上位に入っているクラブなのも何か、考えさせられるサッカー界の実情です。それでは。