「ダービー」まで あと3日!
今週は1年で一番"競馬"が盛り上がるゴールデン週間「ダービーウィーク」ということで、”ダービー特集”で盛り上がりたいと思います。
競馬の祭典「日本ダービー」まで、あと3日です。
今日は、今からもう8年前となった2005年の第72回の「ダービー」のお話です。
ご存知、あの「ディープインパクト」が勝ったダービーです。
自分は1976年の「クライムカイザー」が勝った第43回からダービーを37回、見てきましたが、あの時のダービーほど、絶対的なダービーはなかったと思います。
あの時は、「ディープインパクト」が負けるなんて全く思えませんでした。負ける要素がひとつも見つからなかったのは、数々のダービー馬の中でも「ディープインパクト」だけですね。
勝つことが予想できた馬や、あとでやっぱり強かったなと思った馬はこれまで何頭も見てきましたが、100%の確信はなく、どこか半信半疑の部分が少なからずもありました。
のちに三冠馬となった「ミスターシービー」も「シンボリルドルフ」も「ナリタブライアン」も「オルフェーブル」も然りです。牝馬で勝った「ウォッカ」も、強いとわかっていても100%の信頼はできませんでした。
何故か?
それは、「ディープインパクト」が衝撃の走りを見せたあのレースでの末脚でした。
2004年12月19日の新馬戦を順調に勝利し、迎えた2戦目、2005年1月22日の京都競馬場の芝2,000メートルの「若駒ステークス」 です。
その直線の映像は、その日のうちに日本全国に伝わりました。そこには、1頭だけ、他の馬と全く次元の違う走りで駆け上がってくる「ディープインパクト」がいました。
その映像を観た瞬間、「今年のダービーは決まった」と思ったのを覚えています。騎乗していた武豊ジョッキーがのちに語ったあの「飛んでいる」と表現した走りがそこにあったのです。
その後、弥生賞を勝ち、3戦3勝で1冠目の「皐月賞」に臨み、無敗のまま制覇。そして迎えた2冠目のダービー。ライバル不在。まさに無敵です。
そして本番。最終4コーナーで外に持ち出し、不利の受けない大外から次元の違う足で坂を駆け上がってくる「ディープインパクト」。ほかの馬は目に入りませんでした。
とにかく強い。見とれてしまう強さでした。結果単勝は110円。3冠目の「菊花賞」では単勝は100円と元返しとなるぐらい、もちろん人気も断トツでした。
ダービー馬となった後も、「ディープインパクト」は次元違う、"飛ぶ"走りを何回も見せてくれましたが、やはりダービーの時の走りが一番、印象に残っています。
ちなみに、下の写真は「ディープインパクト」が無敗のまま5戦5勝でダービーを勝って、2冠馬となり、秋1戦目として選んだ9月25日の阪神競馬場での「神戸新聞杯」の時の写真です。
パドックでの「ディープインパクト」。武豊騎手が乗る直前です。
そして、ゴール前、1着で駆け抜ける「ディープインパクト」です。ゼッケン9番です。
どうしても「ディープインパクト」が見たくて、思わず"日帰り"で行ってきました。
さて、今年はどんなドラマが待ち受けているのでしょう。楽しみです。
今年から、金沢競馬場でもダービーの馬券が発売されます。それでは。
<日本中央競馬会>
http://www.jra.go.jp/
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)