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2013年06月29日

「サラリーマン川柳」とは?

 今日は、第一生命が毎年発表している「サラリーマン川柳」をご紹介します。

 昭和62年にスタートし、今年で第26回となる「サラリーマン川柳」のこれまでの応募総数は、約93万句を超え、今や”時代を映す鏡”として定着してきてるようです。

 今年も2月に発表された優秀作品100句を対象にインターネットなどで人気投票が行われ、ベスト10が決まっています。今年の投票数は、約13万票だったそうです。

<第1位> 4,563票

いい夫婦
今じゃどうでも
いい夫婦

 (マッチ売りの老女)

<第2位> 4,281票

電話口
「何様ですか?」と
聞く新人

 (吟華)

<第3位> 3,966票

「辞めてやる!」
会社に「いいね!」と
返される

 (元課長)

<第4位> 3,937票

風呂に居た
ムカデ叩けば
ツケマツゲ

 (おやじパニュパニュ)

<第5位> 3,820票

ダルビッシュ
一球だけで
我が月給

 (ABNA48)

<第6位> 3,561票

スッピンで
プールに入り
子が迷子

 (アジ)

<第7位> 3,128票

人生に
カーナビあれば
楽なのに

 (元サラ)

<第8位> 2,952票

すぐキレる
妻よ見習え
LED

 (忍耐夫)

<第9位> 2,656票

ワイルドな
妻を持つ俺
女々しくて

 (あんこもち)

<第10位> 2,632票

何かをね
忘れたことは
覚えてる

 (万華鏡)

 サラリーマンをはじめ、OL、主婦、学生など誰でも参加できる「サラリーマン川柳」コンクールは、日常に起きる何気ない出来事を、ユーモアと風刺のセンスで表現した作品を、毎年秋に募集しております。

 ちなみに、川柳とは、口語が主体であり、季語や切れの制限はなく、字余りや句跨りの破調、自由律もOKです。
 同じ音数律を持つ俳句とともに、俳諧すなわち俳諧連歌を源としますが、付け句からあらかじめ用意された七七を省略し、五七五として独立した経緯があります。
 江戸時代の前句師・柄井川柳が選んだ句の中から、呉陵軒可有が選出して『誹風柳多留』(はいふうやなぎだる)を刊行し盛んになったことから、「川柳」という名前で呼ばれるようになったそうです。

 川柳は俳句と違って、日頃の思いを5・7・5の17音に表すだけで、季語などの制約がないので、あなたも今年は応募してみてはいかがですか?

 今年のベスト10の中では、第6位の「スッピンで プールに入り 子が迷子」が、自分は一番ツボにはまりましたが、第10位の「何かをね 忘れたことは 覚えてる」は、身につまされました。それでは。

<第一生命 サラリーマン川柳>
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html?WT.svl=b005

投稿者:森ちゃまat 23:41| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(0)

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