2013年09月11日
火星への無帰還調査隊の隊員募集
2020年の夏季オリンピックの開催都市が「東京」に決まりましたが、今年4月に話題となった、あのオランダの非営利団体「Mars One」(マーズ・ワン)の『火星移住計画』の実行予定年度が2023年だったことを覚えていますか?
人類初の火星コロニー建設を計画するプロジェクトを進めているのは、オランダのエンジニアで起業家の「バス・ランスドルプ(Bas Lansdorp)」氏が創設した非営利団体「マーズ・ワン(Mars One)」。
2015年までに集中訓練で4人1組のチームを10チームを作り、火星飛行に向けた準備を始め、2016年から2020年にかけては、火星にロボットを送り、住居や作業用のモジュールを建設されるとのこと。
そして、2022年には火星行きの有人宇宙船を打ち上げ、乗務員の火星面への到着については、およそ7ヶ月かかるため、翌2023年になるそうです。
開発者の計画では、この最初の植民団が火星に到着するのは、2023年4月22日の予定としているそうです。
最初の飛行チームは男性2人、女性2人の4名1組のチームで、その後、2年ごとに順次、他のチームが火星に向かうとのことです。
応募資格は満18歳以上で、手数料は38アメリカドルでした。
そんな、2013年4月22日(月)から始まった、「Mars One」の『火星移住計画』の隊員募集がこの8月31日で締め切られのですが、その応募総数は、ナント20万人を超えたそうです。
この火星への片道旅行、「移民プロジェクト」に応募した総数は、世界140ヶ国から202,586人だったようです。
国別では、アメリカ人が約25%、インド人が約10%、中国人が6%、ブラジル人が5%だったとのこと。日本人は何人いたのでしょうかね。
ちなみに、「マーズ・ワン(Mars One)」は、この火星への恒久基地建設について、60億ドル(約6,000億円)の資金源が必要になると見積もっていて、その資金を捻出するため、オランダのリアリティー番組とスポンサー提携しているそうで、参加隊員は全員、「スター」として、常に地球上から観察されることに事前に同意しなければならないようです。
60億ドル(約6,000億円)の資金源が実際に集まるのか? また、火星の過酷な環境での人間の生命維持システムが2023年までに開発、実現できるのか? など、不透明な部分はもちろんありますが、"夢"のある話ですね。
火星は大気のほとんどが二酸化炭素で構成され、砂漠のようで、かつ、夜はマイナス55度の超低温、そして放射線被ばく量は生涯上限をはるかに超えるとのこと。
スター・トレック、スター・ウォーズの"世界"が、ここにはあります。
NASA(米航空宇宙局)も負けてはいられませんね。それでは。
<マーズ・ワン(Mars One)>
http://www.mars-one.com/en/mission/mission-vision
人類初の火星コロニー建設を計画するプロジェクトを進めているのは、オランダのエンジニアで起業家の「バス・ランスドルプ(Bas Lansdorp)」氏が創設した非営利団体「マーズ・ワン(Mars One)」。
2015年までに集中訓練で4人1組のチームを10チームを作り、火星飛行に向けた準備を始め、2016年から2020年にかけては、火星にロボットを送り、住居や作業用のモジュールを建設されるとのこと。
そして、2022年には火星行きの有人宇宙船を打ち上げ、乗務員の火星面への到着については、およそ7ヶ月かかるため、翌2023年になるそうです。
開発者の計画では、この最初の植民団が火星に到着するのは、2023年4月22日の予定としているそうです。
最初の飛行チームは男性2人、女性2人の4名1組のチームで、その後、2年ごとに順次、他のチームが火星に向かうとのことです。
応募資格は満18歳以上で、手数料は38アメリカドルでした。
そんな、2013年4月22日(月)から始まった、「Mars One」の『火星移住計画』の隊員募集がこの8月31日で締め切られのですが、その応募総数は、ナント20万人を超えたそうです。
この火星への片道旅行、「移民プロジェクト」に応募した総数は、世界140ヶ国から202,586人だったようです。
国別では、アメリカ人が約25%、インド人が約10%、中国人が6%、ブラジル人が5%だったとのこと。日本人は何人いたのでしょうかね。
ちなみに、「マーズ・ワン(Mars One)」は、この火星への恒久基地建設について、60億ドル(約6,000億円)の資金源が必要になると見積もっていて、その資金を捻出するため、オランダのリアリティー番組とスポンサー提携しているそうで、参加隊員は全員、「スター」として、常に地球上から観察されることに事前に同意しなければならないようです。
60億ドル(約6,000億円)の資金源が実際に集まるのか? また、火星の過酷な環境での人間の生命維持システムが2023年までに開発、実現できるのか? など、不透明な部分はもちろんありますが、"夢"のある話ですね。
火星は大気のほとんどが二酸化炭素で構成され、砂漠のようで、かつ、夜はマイナス55度の超低温、そして放射線被ばく量は生涯上限をはるかに超えるとのこと。
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投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(0) | トラックバック(2)
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