ビートルズとともに
今から50年前の1964年2月7日。
ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に到着した4人の英国の若者を、多くの人が絶叫とため息で出迎えました。
その4人の若者たちは、その2日後の2月9日の日曜日、CBSの生番組に出演し、アメリカ全土で約7,400万人、カナダでは数百万人がその番組を観たと言われています。
そのテレビ番組の名は、「エド・サリヴァン・ショウ」。
そして出演した4人の英国の若者の名は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター。
そ うです。あの伝説の「ザ・ビートルズ」です。
「ザ・ビートルズ」は、このとき初めて、アメリカの土を初めて踏んだのです。生放送では5曲を披露した「ザ・ビートルズ」。
これを機に、ビートルズの名が全世界に駆け巡ったのです。
その後、ワシントン・コロシアムで初のアメリカ公演、ニューヨークにもどり、カーネギー・ホールで2回公演、そして、フロリダ州マイアミビーチのデューヴィル・ホテルからの生中継で、「エド・サリヴァン・ショウ」に2度目の出演をし、今度は6曲を披露、2月22日にロンドンのヒースロー空港に凱旋するまでアメリカに滞在したのでした。
ちなみに、帰国後の2月23日には、録画で3度目の「エド・サリヴァン・ショウ」に出演、3曲が披露され、その後、世界一人気のある、世界一有名なバンドとしての地位をしっかり固めたのです。
そんな訳で、今年、CBSでは、ビートルズが「エド・サリヴァン・ショウ」で画期的なデビューを飾った日付と時間からちょうど50年後にあたる2014年2月9日、日曜日の午後8時に、2時間のプライムタイム・エンターテインメント特番 "The Night That Changed America: A GRAMMY® Salute To The Beatles" をオンエアすると発表されています。
日本での放送予定については、まだ確認できませんが、今後、要チェックですね。
そしてアメリカでは、そんなアメリカ上陸50周年を記念して、「ザ・ビートルズ」のCD・BOX ”THE U.S. BOX" がリリースされることが決まり、日本でも2014年1月29日に発売されることになりました。 販売価格は30,000円の税別とのことです。
自分が初めて小遣いで買ったレコードは、そんなビートルズの"Let it be"のEP盤(シングル)でした。中学に入学したすぐの1970年4月のことで、販売価格は400円。
"Let it be"は日本では1970年3月25日に発売されたビートルズ最後のシングルで、Apple Recordsのトレードマーク、アップルのレーベルが印象的だったことを覚えています。レコードの針が擦り切れるほど、毎晩、聴いていましたね。
衝撃を受けた自分はその後、映画"Let it be"のサウンドトラック盤として6月5日に発売となったLP盤(アルバム)を買ったあと、次々と、過去に発売されていた「THE BEATLES」のレコードを買い足していくこととなります。
そして、その年の8月25日に日本公開となった映画"Let it be"で、初めて動く「ビートルズ」を目にします。とても感動した記憶があります。
そこから40数年、「THE BEATLES」を聴き続け、今に至っているのです。
昨年はビートルズのメンバーだった「ポール・マッカートニー」の日本ツアー最終日の東京ドーム公演に出向き、遅ればせながら初めて実物と逢い、ついに悲願であった長年の"夢"を叶え、さらに虜となってしまっている今日この頃です。
スタジオ・ミュージシャン的な1960年代後半の曲も良いですが、デビュー当時のライヴ・バンド的なサウンドも最高です。
そして、中でも好きなのは、映画「レット・イット・ビー」の中の、事実上、ビートルズの最後の歴史的なライヴ・パフォーマンスとなった1969年1月30日にビートルズがイギリス・ロンドンにある当時のアップル社の屋上で映画撮影のために突如行なったゲリラ・ライヴ「ルーフトップ・コンサート」の映像、演奏です。
いろいろあって、いまだDVD化されていない映画ですので貴重です。
これからも、"ビートルズとともに" っていう感じです。それでは。
<The Beatles 公式サイト>
http://www.thebeatles.com/
<ザ・ビートルズ レーベル公式サイト>
http://sp.universal-music.co.jp/beatles/
投稿者:森ちゃまat 23:59| お知らせ | コメント(1) | トラックバック(0)
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