2011年02月07日
マコモタケ
ふぃらーじゅのある津幡町では10年ほど前からこのマコモタケを町の特産品として町興しに使っています。
まこもたけは、和名「まこも」という中国原産のイネ科の多年生植物からとれます。水田で栽培される過程で、まこもの茎(根に近い部分)が、食用菌である?黒穂菌?の寄生によって肥大。その肥大した白く柔らかい茎の部分が「まこもたけ」です。
秋が収穫期で、石川県では9月下旬から10月下旬にかけてが旬となります。アクが少なくエグミが少ないので生でも食べられ、どんな料理にでも合うと云われています。ほのかに甘みがあり、焼く・蒸す・炒める・揚げるなど熱を加えることによりさらに甘みが増します。まこもサラダ、まこもごはん、まこも炒め、まこもの肉まき、まこもの天ぷら、まこものおろし揚げ、まこもの漬物など、多様な料理法で楽しむことができます。
このように缶詰も売られています。
最初、マコモタケを町の特産に!の話を聞いた時は、マコモタケのことを全く知らなかったので、日本でもかなり珍しい食べ物に目をつけたものだと感心したのですが、調べてみると全国各地でかなり栽培されていることが分かりました。しかし、ここ石川県では栽培に力を入れているのは津幡町だけみたいですので、この運動が発展して、北陸でマコモタケと云ったら津幡町という地名が出るようになればと思います。
津幡町でのマコモタケ栽培事例です。
http://www.maff.go.jp/hokuriku/food/kaikaku/pdf/tsubata.pdf#search='マコモタケ 栽培'
投稿者:Seiちゃんat 17:25| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)