酷暑の候
みなさま、この夏をどう乗り切って過ごされていますか?
今日から葉月。そして今日は「二の丑の日」です。一昨日は、私の住むかほく市が37.7度と全国で最高気温を記録しました。熊谷の41.1度は想像できません。
半月ほど前、朝の9時に訪問リハビリにお伺いすると、もう訪問介護の方がお掃除を終えられたところで顔中に汗をかいておいでました。
私はこの日この夏初めて、タオルで小さな保冷剤をくるみ後頚部を冷やしていましたが、このヘルパーさんも同じようにされておりお互いに「この時期、これがないとね〜」と言葉を交わしました。
掃除の時は窓を開けているので冷房はつけないそうです。その後、27,8度設定で居室には冷房がつきます。それでもご一緒に身体リハビリを行うと汗が半端なく流れてきます。
施設では、「○○さんの家は冷房ついていないし・・・」などと話し、暑いことを口説くことが多い私たち(リハ職)ですが、このヘルパーさんは、流れる汗を拭きながら、「掃除する時は閉め切れないし、汗をかくのは当たり前です」と笑顔で答えておいでました。私たちよりも早くから働き、汗をかくこともいとわない!なんてプロ魂なんだろうと感じました。
でも、半日3件の連続訪問リハは堪えます。合間の車の中もまた暑いのです。
昨日の午後の訪問では、1件目と3件目が冷房のないお部屋でのリハビリ実施でした。3件目は卓上の温湿度計が34.2度48%でした。
居間の扉を開放し、柱上の扇風機を1時間タイマーで作動しました。リハビリ実施時に34.5度、34.9度まで上昇しました。終了後に戻った寝室は若干ひんやりと感じましたが、30.1度57%でした。ヘルパーと訪問リハの介入時には、切ってある場合には寝室のエアコンを入れることになっています。
本日9時訪問の別の方は、ご希望で自宅周囲を10分ほど歩きます。この日は、町内シルバー人材さんと思われる方々が草むしりをされていました。完全防備なので更に暑そう。でもしゃがみ位も立ち上がりもとても軽快な方ばかりでした。
当老健のユニットのひとつは「芙蓉(ふよう)」です。この時期、和の「芙蓉」に対して、とても大きな「アメリカ芙蓉」の花の咲き方が見事です。朝には元気よく開き、昼からはあまりの暑さに項垂れますが、また翌朝には新たな大きな花が咲いています。朝夕の通勤時、訪問の車中から花を眺めます。元気をくれる夏の花です。
投稿者:リハボスat 10:20| 老健 | コメント(0) | トラックバック(0)