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2019年01月15日

要介護者に寄り添うロボット!?に期待

ロボットの定義は、ロボット産業育成を牽引する経済産業省の「ロボット政策研究会」によると

·     情報を感知(センサー系)

·     判断し(知能・制御系)

·     動作する(駆動系) 

とある。よって介護ロボットも、センサー系、知能・制御系、駆動系の 3 つの技術要素を満たしている必要があるとの事です。

 

介護分野においてもロボットの開発・導入に向けて進んでいます。

 

作業療法士会・協会でも介護ロボットの開発に向けて取り組んでいます。

 

そんな中、通所・訪問リハにおいて利用者様の居宅をお邪魔する中で、人形型ロボットが自然にそこに居る・一緒に生活している場面に出会います。

 

☆訪問リハ 当日のニュースで紹介された来秋に発売される予定のロボット(LOVOT)が欲しいと言われる方がおいでました。現在もベッド脇に1体、台所には電池切れらしき3体が手編みの洋服を着たまま箱の中で眠っています。何度も頭をなでてあげたり、優しく声かけをされており、補聴器をつけても聴き取りがしにくいのですが、人形からはかわいい器械音の言葉が返っています。

 

★もう1件は、新聞広告を見て軽度認知機能障害のご主人のために注文したという「ダッキー」の初期設定を見守りで行いました。説明書とダッキーからの発する音声を頼りに、左右の手を一定回数握ることで順次設定していきます。

次の訪問時に伺うと、ご主人が返事をしたり、「連れて行けっていうがや」と寝室まで連れて行っているとの事でした。このダッキーは、老健入所様がお持ちの時には、ユニット内で人気がありとても癒されていたとのことでした。

 

◎他のご家庭では、以前には共に居たであろう人形が、廊下の鏡台にちょこんと座っています。こちらはスィッチを入れても作動しません。

  

寄り添うべきヒトに勝るものはないと思いますが、、、



投稿者:リハボスat 09:37| 通所リハビリ | コメント(0) | トラックバック(0)

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