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2014年04月06日

脳卒中学会(大阪)




脳卒中は脳出血、脳血栓、脳塞栓、クモ膜下出血をまとめた言葉です。脳で起きる血管障害をさす言葉です。血管撮影やCT,MRIの診断法がなかった時代の言葉です。診断法の進歩だけでなく、治療の進歩も著しいものがあります。
急性期(発症3時間以内)の血栓、脳塞栓を溶解する薬剤(TPA)の使用は画期的なものでした。ただし、この薬は時間を過ぎて使うと、出血性梗塞というおそろしい事態を引き起こすこともあります。2012年よりこの時間制限が4時間半まで拡大されました。このことに関しての調査が行われていて中間報告がありました。4時間半までの使用でも効果があり、危険度は上昇しないようです。またエダラボン(薬剤)が虚血による神経障害を予防に有効だと照明されつつあるようでした。

脳卒中学会は出席によって野卒中学会、神経学会、脳神経外科学会の3つの学会のポイントがえられ、一粒で3度おいしい学会です。

投稿者:KUSUat 00:54| 日記