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2015年06月05日

振るえの話 (3)




パーキンソン病

パーキンソン病は振戦、固縮、動作緩慢を主徴とする病気である。なかでも振るえは周囲によって最初に意識される症状である。
静止時振戦といわれるが振戦は精神的に興奮したり、動作を意図し、遂行することで増強するので安静時振戦ではない。
パーキンソン症候群でもみられることがあり、いずれも基底核の障害を示唆する。
周波数は5Hzで本態性振戦とは振戦の出るタイミングや固縮の有無などで鑑別することになる。硬い顔つき(仮面様顔貌)や前傾する歩行も特徴である。
治療の薬剤は多種類あり効果が期待できる。

投稿者:KUSUat 17:13| 日記