2015年06月17日
夜間血圧測定システムの導入
高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、高尿酸血症は動脈硬化の進行を早めます。動脈硬化が引き金となり脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、腎不全が起きます。
なかでも高血圧が最も重要です。血圧はコントロールすることが大切です。食事、運動を工夫し服薬を必要とすることもあります。
まずは日常生活での血圧を測定しなければなりません。家庭血圧計は簡便に使え役に立ちます。
さらに近年、夜間血圧の重要性がいわれています。
夜間血圧が下がらないパターンでは脳血管障害、心血管障害のリスクが数倍増えるというのです。
これまで夜間血圧は簡単に測定することができませんでした。
今回導入したシステムはこれまでの家庭血圧計と全く変わらない形で、夜間自動的に血圧を測定記録することができ、翌朝には医院の方にインターネットを通じて報告が来ます。
これからは、この血圧計を一晩、患者さんに貸し出して夜間の血圧のコントロールも上手くいっているか確認して高血圧治療、ひいては脳梗塞、脳出血の予防ができることになります。
投稿者:KUSUat 08:22| 日記