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2015年12月09日

痺れの話 (3)




末梢神経障害のパターン
感覚の情報は受容器(センサー)で受けた刺激が神経興奮の信号となって末梢神経を伝わって脊髄に達します。
末梢神経は脊髄の後方にある後根神経節細胞から末梢に伸びた神経線維で構成されています。そのため手足の先端では細胞からの距離が長くなり代謝や栄養の点で条件が悪くなり障害をきたしやすくなります。
ビタミンB群欠乏や糖尿病の一部、免疫の異常によるものなどがあります。
左右対称で丁度手袋と靴下をはいた部分の障害になるので手袋靴下型感覚障害といわれます。
また末梢神経の一つまたは複数の神経が圧迫や血流障害で機能低下する場合はその神経の分布する領域において障害が出現します。

投稿者:KUSUat 23:10| 日記