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2016年08月11日

新型CTの導入 (4)


CT技術の発展により情報量が格段に増加し、作成される画像もフィルムで保存が間に合わなくなりました。これまではレーザーイメイジヤーでフィルムに焼き付け保存していたのですが枚数が最低でも3倍以上になるのです。 デジタル情報でそのままハードデイスクに保存し、そこから引き出してビユーワーで見るという手段が必要になります。そのためPACSというシステムを同時に導入することになりました。 更にX線一般撮影の画像もデジタル化保存しようと思いFCR(フジフィルム製)も取り入れることとなり、選定ではずいぶん悩みました。CRでは画像を拡大したりコントラストを調整できます。また、これまでのフィルムの撮影条件から少し外れても普通に画像ができてきます。しかし経験的な見た目の骨密度の評価ができなくなりました。 新たなシステムにはこれまでにない機能が加わる反面これまで普通にしていたことができなくなることもあり、よく考えて使用する必要がありそうです。

投稿者:KUSUat 14:45| 日記