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2016年10月03日

新型CTの導入(5)


新しいCTを導入して約3ケ月経過しました。振り返って評価をしておこうと思います。 運用上は撮影時間が大幅に短縮され、午前の比較的混雑する時間帯でもスムーズに診療が進められるようになり、診療が午後の時間に大きくずれ込むことがなくなりました。このため午後の診療を30分早く始めることが可能になりました。 MPR(多断面再構成)が可能となりMRIと同様な断層面(冠状断、矢状断)もつくることができ、アルツハイマー病の際の海馬、海馬傍回の変化も見当を付け易くなりました。変性疾患などで問題になる脳幹の変化も矢状断で見やすくなりました。 従来のCTでは画像が乱れやすい厚い骨に囲まれた後頭蓋窩や頸髄の画像が鮮明になりました。そのためCTで頸髄の形態を見当づけることが可能になってきました。以上は大きな改善点です。 唯一、不満に思える点はファンが内部に多数ついているため以前の機器に較べて騒音がひどいことです。

投稿者:KUSUat 15:31| 日記