ノキナミノキ

降ってわいた長期連休である。土曜日の診療をしているので当院では9日間の休みになる。
患者さんの診察はそれぞれの状況病状に合わせて長い場合で3か月短くては毎日から数日に一度の割合である。高齢の方が増え、全体では一月に1回が多い。
長期診ていて安定しているようであっても様々な要因で状況が変わることがある。開院している時は当然対処するが時間外や休日でも転送で携帯電話で受けることが出来るようにはしている。ただ運転中や運動、入浴など電話を取れない時は必ずあるので患者さんには8割は取れると思うと伝えることにしている。
普段診ている方であれば電話で状況が分かれば良いマネジメントをすることができる。最初の頃の携帯は羊羹位の大きさで通話状態も悪く導入価格も高額で30万円程したが、今は高機能で小さく価格もずいぶん安くなり有り難いことである。ただ電話で対処が難しい場合は一定の割合であるのは当然である。特に安定していない患者さんでは状況を診ながら判断対処する必要がある。初めての体験として9日間はやはり長いと思うので今回は中日の5月2日の午前中クリニックを開き、どうしても経過を診ておく必要のある患者さんの診察を行うことにした。
何事もなく長期連休が過ぎることを願う次第である。