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2020年03月09日

新型肺炎にマスクは?


呼吸器系の感染は鼻(鼻孔)や口から侵入すると考えられている。空気感染も全くは否定できないが殆どは飛沫感染か直接感染と考えられている。前者は飛沫を通さないフィルター機能のあるマスクをすることで理論的には予防できる。後者は手洗いをしたり、手指の消毒をすることによって防ぐことが出来るとされている。人は無意識に必ず顔を触る性質があるので(特に口や鼻)手に付いた飛沫が口や鼻に入ることになる。この逆で感染者の鼻腔内口腔内のウイルスが手指を介してドアノブや手摺に付着することになる。感染者がマスクをすることはクシャミや咳で飛沫を飛ばすことを予防するとともに手でウイルスの放出源である自らの口や鼻に触れないようにすることでもある。非感染者には手指についたウイルスを口や鼻に持ち込めないようにしている効果がマスクにはあるといえる。要するに両者にとって口や鼻を隔離することは意味があると考えるのが自然である。ただ管理が悪いとマスクが汚染源となる可能性があるので廃棄や消毒などうまく扱わないと逆効果ということもある。

投稿者:KUSUat 22:19| 日記