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2026年03月25日

降圧薬としてのSGLT2阻害薬




高血圧は動脈を損傷し脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす誘因の一つです。最近は様々な機序の降圧薬が使えるようになり以前に比べコントロールが容易になってきました。作用としては血管を拡張するタイプ、心臓の出力を抑えるタイプ、血液容積を減らすタイプがあります。ナトリウムが血液中に多いと水分量が増え血液容積が増大します。降圧に使う利尿剤はナトリウムの排泄作用があります。ただ利尿剤は腎機能低下を起こすことがあります。SGLT2阻害薬は尿に糖を排泄することで知られていますが同時にナトリウム排泄作用があります。なかなか血圧が下がらない腎機能低下がある患者で腎機能改善を期待できるSGLT2阻害薬を使用すると血圧降下を得ることが出来ました。意識して使用し降圧効果を確認したいと考えています。

投稿者:KUSUat 00:05| お知らせ