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2013年11月30日

USA PIXAR

  「USA PIXAR社」のメジャーMOVIE。トイストーリ〜モンスターズユニバーシティまで。私はあのファンタジーMOVIE映像に直接的ではないにしても全く無関係ではない。すなわち人工光照明器具の特性データなくして現在のファンタジー映像などは成立などしないのだ。

 身近な所ではマイクロソフトさんのパワポあたりでもライティングプロではベタな「色温度」らしきものが画像補正用に標準装備されている。ということを含めコンピュータグラフィックス:CGの世界をざっくりと相変わらずの自分のフィルターでそぎ落とした、でもこの分野は私の叩き上げが勝るかも知れない、ライティング・プロフェッショナルの記述である。

 MV、PV、MOVIEなどアーティスティックな映像では既にコンピューター・グラフィックスなしのものはほとんどない。CGはFULL CGのものから実写との合成に至るまでリアリティを追求し進化し続けている。

 オブジェクト「0」から三次元のポリゴン「物体」データとして作成したのち質感データをマッピング。微妙な色などを変更する事は現在も個々の蓄積データとしても重要な事である。

 実写とCGの合成では基本となるブルーまたはグリーンバックによるカッティング抽出に加え、最近は「ニコニコ動画君」ではないが」複雑な背景画像と対象物画像との微妙な色差・階調差など出現頻度をヒストグラム化し自動判別でトリミングも可能となっている。

 ただ趣味の域を出た、商用の高いCGクオリティを製作するためには、まだまだ手作業により目視で違和感のない画像・映像に仕立てる地道な作業も必要だろう。

 静止画以外に動画として動きのある複雑なものをリアルタイムで三次元データとして取り込むモーションキャプチャー技術も日進月歩で進化しており、アーティスティックな側面が大きかったCGはMRIなどとの連携で医学的利用などDNAのらせん構造分析などの利用など多岐にわたってきている。

 医療的な利用での側面はよく分からないが、小さな異常などでもはっきりとクローズアップできる表現で良いと思うので、リアリティさと観点とは異なると私は感じている。

 不謹慎ではあるが学術的なCGの話は私の中ではあまり面白くない。PIXAR―MOVIE。そこまでリアリティにこだわらないにせよ。アニメーションの世界でも、現実と同じ様にある程度は太陽光の具合やそれによって生まれる影の存在。夕方なのか夜なのかなどが必要である。

 また屋内であればどのような照明器具があるのか。ここが我々の食い込む人工光としての様々な配光分布データが提供する点なのだ。どっかの中島美嘉ライブで狭角だの広角の解説はこれである。

 そしてその特性で発せられた光は、その後様々な家具などによってどのように遮られるのかなど複雑な要素が絡む。

 こんな、さまざまな要因を指定条件下で一括して計算。アニメーション上にベーシックな環境として、光と影のほぼリアルな空間を生み出す。これをCG作成における「レイ・トレーシング:光線追跡」という。このあたりが最もUSA特にカリフォルニアあたりが最先端。

 直接光1回だけの計算だけで済めば良いが、場合によっては、複雑な反射光も何回往復してエンドという事も必要だろう。だがやみくもに反射光の往復計算の回数を増やしても時間がかかるだけ。よってここでもやはりプロフェッシナルの嗅覚が必要なのである。そのアニメーションの特性しだいだがプロの感性で設定すべき。

 結局あまり反射光の往復回数を増やしても見た目はそれほど変わらない場合も多くスケジューリングつまりプロデューサーからのトップダウン指令と公開日時または自身のプロとしての嗅覚などMIXで製作。TIME−OVERでは意味がない。様々なクリエーター達の経験値の条件設定すなわちここでもプロ根性にかかっているのであると感じているのだ。

 ただし世界フルCGアニメ・トイストーリーにかぎってはプロデューサーからの容赦ないダメだし。これは出ばなをくじかない・期待外れにしないのプロ根性で「0」から作り直しもありきだった。PIXAR社がこのトイストーリーの制作サンプルにした電気スタンドは私が国内で実製品プロデュースしたオスロにあるLUXO社のリリーナちゃんで今でもオープニングアニメのPIXARロゴのIの文字の上で感謝の意味を込め跳ねまくっているのだ。

  私はこのメンタルトラブル・チャリティを主としたBLOGも出ばなをくじかないで謙虚に切磋琢磨で同様に考えておりやはりレーテストコミュニケーションを最優先にしているのである。

The end!

投稿者:Lighting-TOat 23:26| その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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