コールド・トラップ!
この年末年始国内や海外自動車や航空機で移動される方も多いと思う。現在はバッテリーの不具合で惨事を招くことも多いと感じる。安全祈願で「宝達山」自身のフランスデビューの研究テーマ液体絶縁材に混合した液体不純物質の挙動解析だ。787の不具合もたぶん…!
化学物質の測定や判定には人間には見えない近赤外(NIR)でスペクトル分析をおこなうことが可能だ。データベースと照合し材料を特定する。その際どんなにクリーンな測定室でも安易に測定しただけでは水であるとしか結論は得られない。
絶縁材料に混合した水はわずかだが伝導性もあり…こりゃまった…小難しいが不純物質として絶縁破壊・発火を生じさせる可能性あり。これ「ヒューマノイド・ノード・コネクション:HNC」の基本原理!
人工物は破壊されても大自然になじむ。元には戻らないが美しくなじむのだ。人間は自然には勝てない。私は日本人黙って二拍手一礼のみ!深い深い意味あり!
試薬はセルと呼ばれる透過性の高い石英ガラスの容器に入れ測定するのが一般的だがセルにも個体差があるので、空の状態で一度測定し試薬を入れ再度測定する。差分が試薬そのもののスペクトルで正確性が増す。
話を戻すネ!(笑)NIR測定で大敵なのは水蒸気だ。この波長域で反応し、試薬の波長域とラップするため分離することが非常に難しい。当然のように大気中には水分が大量に存在し測定中に無作為な挙動をする。対処しなければ水分に埋もれてしまった、試薬のスペクトルしか測定できない。結果水であるとの判定となる。
ここで利用されるのが「コールド・トラップ」と呼ばれるものだ。絶対0度(-273℃)の液体窒素を測定器内に循環させ、極低温下で水蒸気を固体化し挙動を抑え込む。これにより正確なスペクトル分析が可能となる。
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「DNA」分析は更にややこしいと思われるが、意外にも可視光の波長領域380〜750nm(人間の目が反応可能)で分析可能だ。実際の測定時にはあり得ないが、よほど湯気でも立っていない限り「コールド・トラップ」は不要だ。水蒸気はこの波長域には反応しないため、問題となることもなく、基本塩基「A・T・G・C」は比較的容易に分析可能だ。
The End!
投稿者:Lighting-TOat 11:51| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)