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2014年03月22日

SKYTREE OUTSIDE!

SKY1 娘からスカイツリー夜景リクエストあり。見てない人む再アップ・・・武蔵の国東京へ敬意を表して「東京スカイツリー」はデジタル放送に伴い、634mという自立式としては、世界最高の電波塔となった。昼間に見せる顔とは別に夜間のライトアップがどうなるのかという点も注目を集めていた。

 このスカイツリーの照明デザインをおこなった、戸恒浩人君という人物は、私より8歳ほど若い。ハッキリ言って全く知らなかったのだが、経歴から彼が修業を積んだとされるのが“LPA”ライティング・プランナーズ・アソシエーツであることを知った。

 “LPA”の代表。現東京大学教授の面出薫大先生はかつて私も所属していた照明研究所TL-LABの2代目の所長で私にとって改めて言うと大先輩であり芸術面で師匠だ。国内だけでなく海外での照明業界でも知らない人は多分存在しない。そこで修業をしたのであれば、「東大・建築学科卒」ということを除いて、戸恒氏自身一から十分な照明知識・経験を吸収したのだと思う。おこがましいが、私自身の兄弟弟子にあたるのは事実だ。

 彼にとってラッキーだったのは、スカイツリーの建造・計画が持ち上がったタイミングもさることながら、一時の「青色LED」の著作権争いがほぼ終息し、国内各メーカーからフルカラー対応のLEDシステムが比較的安価に供給されるようになったこと。

 結果として、照明デザイナーが心置きなくLED使用のデジタル照明演出が可能になったことだ。スカイツリーではパナソニックさんが提供している。一時、国内のみならず海外でも、日亜化学工業と開発者:中村修二大先生「現カリフォルニア大教授」との間で訴訟が勃発するなどゴタゴタしていた。当時は照明メーカーやデザイナーはLED使用を検討するものの、安定的にフルカラーLEDを使用できる雰囲気ではなかったように思える。

 消費電力も少ないLED照明なので、今後も演出照明分野での設置を期待したいと感じており、戸恒君を始め若手の照明・デザイナーの活躍を願っている。

 フォトは私の新女子センサー愛娘「MOMOKO」撮影。外観照明は運転しながら車のルームやサイドミラーちら見でシステム含めすぐわかるって。ただデザインは師匠にも戸恒君に勝てるわっきゃない。こっちはプロデューサー本職(笑)

The End!

投稿者:Lighting-TOat 19:35| その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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