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2014年01月09日

セーフティ・ネット・ドライビング!

 PCやスマホIT社会でインターネットを利用しない事はあり得ない。使用しない方が不自然で利便性も悪い。若年層のコミュニケーションはもちろん、中高年でもビジネスなど利用範囲は多岐にわたる。最近は少子高齢化で、高齢者に使用しやすい老眼対策・静電感知で違和感のないプッシュ感強調スマホも発売などマーケティング的にも否定しようがない。

 そのインターネットの利便性に反して、日々報道されるバイルス・情報漏えい・SNSゲーム乱用の法外な料金請求。全くインターネットに無関係な便乗の架空請求など深刻さも増している。個人的にSNS上のサービスを無責任に否定する気はもうとうない。サービスの料金設定など利用者の価値観によるものも多分にあり他人がとやかくいう事でもない。

 しかしアスファルトで整備された道路があるのに自動車で走行しない、寄り道しながらも目的地に短時間で到着する事を否定できないのが当然だ。道路にどこかのトラックが落とした危険な落下物を回避するために自損事故などを起こす事とNET上でトラップにはまる事とほぼ同等な考え方だろう。

 事故に発展しかねない落下物を日々パトロールし回収する道路整備局の存在がネット上に散在するバイルスチックなプログラムに対抗するワクチンソフトだ。

 ただ道路整備局が少々の見落としがないのか?同様にワクチンソフトにも見落としがないのか?全く同様の考え方ができる。ワクチンソフト制作会社に対してクレームを付ける気ももうとうない。日々刻々とネット上に放出されるバイルスらしきものに100%対応しろとクレームをつけること自体が無理な話なのだ。

 自分や近親者に発生するトラブルというケースはめったになく、宝くじで1等が当選するくらいの低確率であろう。ただ便利で必要不可欠なインターネットを現在の混沌とした状況で使用するためには、金銭面だけでない個人情報も加えた「セーフティ・ネット・ドライビング」が必要だ。

 パスワードをこまめに変えなさい的な発想だけでなく、なにか気になるサイトを見る際は、まずゲストでそのサイトを見、本当に必要な場合のみ個人情報入力→決済・商品到着時に退会手続きをこまめに行なうのだ。

 ポイントやプレゼントなど退会時に確認をかなりリクエストされるが、そのサイトでのサービスや購入トータル数十万超で1000円程度のわびしいお得感になってはいないだろうか。すべてがそうだという気はない。堅実なサイト運営をされている企業様も多い。ただこちらがが客で支払をすると捉え、念のために一々購入の度に入会・退会を繰り返す。

 面倒くさいが、冷静に考えてそのサイトで本当にこれからも頻繁に何か購入やサービスを受けるのだろうか?たぶんそんなに頻繁に購入やサービスを受けない事の方が大多数だろう。結局不用意また忘れたままSNS上サーバーに無意味に足跡を残さない。

 きっちり退会手続き完了メールを着信したなら保管し続ける。このような姿勢でネット・アプリDL・LINEなどを使用。たぶんこんなことが個人でやれる最大限の「セーフティ・ネット・ドライビング」ではなかろうか。

 飛躍するが、お年寄りの遭遇する「オレオレ詐欺」。目的は金銭。注意や声掛けもあるのに被害が少なくない。各自気を付けてはいる。「セーフティ・ネット・ドライビング」を心掛けて欲しいのは若年世代の「個人情報」目当てのまさに「オレオレ詐欺」に限りなく近いことを認識すべきなのである。

The End!

投稿者:Lighting-TOat 14:02| その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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