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2010年3月31日

介護保険制度の抜本的改善を求める国会請願署名活動ご協力のお願い

 当施設も加入しております「21世紀・老人福祉の向上をめざす施設連絡会」(略称 21・老福連)で、『安心の介護と職員の待遇改善を実現するために 介護保険制度の抜本的改善を求める国会請願署名』を取り組んでいます。福祉関係者のみならず、ご家族、地域関係者の方々にも広く呼びかけて、一人でも多くの署名を国会へ届けたいと思います。
 介護保険制度10年を機に、今思い切った見直しと改善こそが急務となっています。私たちは、全ての国民が安心して老いることができ、また介護が必要となっても尊厳をもち続け、決して家族の負担を強いるものではない安心の介護とそれを支える福祉現場に従事する職員の待遇改善を強く願っています。
 ぜひ署名にご協力お願いいたします。

<依頼文>
『国会請願署名へのご協力のお願い』(pdfファイル/0.1MB)

<署名用紙のダウンロード>
『国会請願署名』(pdfファイル/0.3MB)


※署名用紙は下記の「21・老福連サイト」からもダウンロードできます。
http://www.roufukuren.jp/teigen/index.html

投稿者:やすらぎホームat 13:43 | やすらぎブログ | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年3月30日

介護保険制度の抜本的改正を求める意見書が石川県議会で採択される!

 先の石川県議会、2月19日に、公費(国庫)負担割合の大幅引き上げで、利用料や保険料にはね返らない形で、施設建設増・在宅サービス充実・介護職員の処遇改善などを実現させるための、『介護保険制度の充実を求める意見書』が採択されました。
 石川県独自としての実施する内容がない問題点はありますが、これまで石川県社会保障推進協議会や私たち特養ホーム待機者家族会など関係団体が、繰り返し要望してきた内容が反映されたものであり、県民の声の反映であり、喜ばしい出来事です。

 介護保険制度10年目の現状は、全国的にも、また石川県でも、特養ホームの入居待機者が既存のベッド数とほぼ同数であり、入居まで数年かかり待機中に亡くなってしまう方も一割近くおられるという状況です。また、介護殺人があっても、『制度が不十分な中でのやむをえない行為(殺人)だから執行猶予とします』という判決が事件の4割にも下されるという状況で、世界有数の経済大国日本で、こんなことが放置されるべきではありません。

 このような状況の中で、意見書が採択されたことは、『遅い!』という実感と同時に、『これで大きく一歩前進した!』という実感です。この意見書の内容が、国で採択され、財源保障もふくめ実施されてはじめて介護分野でのSOSの改善ということであり、それに向けて、会としても引き続き発信していきたいと思います。

2010年3月23日
特別養護老人ホーム入居待機者家族会
事務局 山口修治


『介護保険制度の充実を求める意見書』(pdfファイル/0.7MB)

投稿者:特養待機者家族会at 08:34 | やすらぎだより | コメント(0) | トラックバック(0)

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