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2018年03月16日

待ってました 春!!!

先週末から良いお天気が続いています。

通所リハビリでは、屋外歩行をする機会が増え昨日今日は本当に暖かく感じます。



喉が痛く、鼻水がじゅるじゅる、顏面上部の髪が触れる部分が痒かったり、この季節の変わり目にここ数年見舞われる症状を風邪と信じたいのに、周囲は「花粉症!」と言います。



今日は「涅槃会(ねはんえ)」です。

今日の誕生花のひとつは「沈丁花(じんちょうげ・ちんちょうげ)」でした。



本日は、津幡の大分奥の地区への訪問リハビリに行ってまいりました。

先週は、居間で転倒し、胸部打撲で痛みが強く受診もされ、訪問リハビリは中止になったC様。

玄関に着くと、噂に聞いていた小型キャタピラ運搬車があります。朝食を済ませ、朝のお薬も飲んで、夫氏と畑に行っていたそうです。



ジャガイモの種芋を
4等分に切り、灰をまぶして畑に植えたとのことでした。時間になったので、訪問リハのために、C様は家に戻してもらったそうです。



以前はひとりで車イスを操作し畑に行くことがありましたが、リハビリ会議の場で、必ず夫氏と一緒の時に畑に行くようにと協議しお伝えしました。



しかし、、、あの運搬車にどのように乗り、どのように移動しているかを確認する良い機会です。足がひどくすくみますが、運搬車への乗車はスムーズでした。さらに、さらに、びっくりなのは、畑への進路です。車体幅プラスわずか、一部急こう配で崖部分に傾斜している所がいくつかある、畔道です。



夫氏は「なーん、大丈夫!大丈夫!傾がったり、落ちかけた事はない」とおおらかな笑顔。私は、「車イスだけは、一人でも、おとうさんと一緒でも、前向きに不均衡な下り坂を行くのはやめてね」と念をおしました。








ほかに、ご近所2軒の方も、畑作業にいそしんでおいでました。



上方では、水が大きなタンクに注がれるさわやかな音が聞こえます。そこからは見えない、上の田んぼから水を引いているとのことでした。



ちょうどジャガイモを植えた近くのタンクにはそのタンクから引いた水が貯められています。水を撒く時は如雨露ですくってあげるそうです。

「え〜大変ですね」の私に、素晴らしい笑顔で「全然大変じゃないよ」と返されました。


 

リハビリ終了後には、窓から身を乗り出し、笑顔で手を振り、私たちを送ってくださいました。(今日は、初めてお家にお邪魔するスタッフと二人での訪問でした)



不自由さや、病気を抱えていても、住み慣れた家で、夫婦で暮らすこと
(自助)。春がくれば野菜を作る(自助)。夫婦で助け合い、ご近所さんとも助け合い(互助)、介護保険のサービスも利用し(公助)、受診で疾患管理をし(公助)、町の中心部から離れた山間でも地域包括ケアが成り立っているな〜〜〜と感じました。



それでも、家の中での転倒は多いので、気をつけてくださいね。








最近、近所のホームセンターで見かけて、赤2白1鉢購入しました。沈丁花です。春、この澄んだ匂いが好きです。路地ではまだ蕾が固かったのですが、通所リハビリは満開です。

投稿者:リハボスat 17:52| 通所リハビリ | コメント(0) | トラックバック(0)

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