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2013年12月23日

能登空港!

 先ほど「奥能登の子供達」にサンタさんが飛行機に乗ってやってきた。こりゃまった・・・ほほえましい(微笑)メリークリスマス!これも再アップだがリアル・プロはこの領域だ若手君達!

 能登空港は小規模コミュータ空港で地方管理空港である。特記すべきは日本航空学園など航空関連のプロ育成する学校が併設されている事だ。現在ANAが1日二往復、東京羽田線を運航している。2003年開港。つまり開港10年目アニバーサリーだ!

 石川県には他に小松空港があるが国際線も離発着する比較的規模の大きい空港である。東京(羽田)から石川への飛行ルートは小松/能登いずれも着陸時は能登半島沖の日本海上を旋回してから滑走路に進入する。能登と小松間なら10分程度であっというまに移動してしまうだろう。

 昨年リサーチしたが能登空港の旅客に関してもアベノミクスの円安効果と思うが、東京からの到着客の二割ほどが欧米からの観光客と思われた。東洋人でない事が特徴的だ。ここ数十年は円高傾向が続き、3.11の影響もあって海外からの渡航客が低迷していた。

 能登空港の照明プランに関して、退職・転職後、自身は本社所属だったが、金沢拠点の若手プランナーが光学設計上申し分のないプランを実現していた。満足しかけたが「展望デッキフロア」の設置で少々否めないと感じた(笑)

 多分「関西国際空港」の一部を設計したイタリー建築家:レンゾピアノ氏の照明器具をワンポイントで設置したいという気持ちは汲みとれる。光学設計は展望デッキに入る人が目をくらませないように角型反射鏡の上部だけマット・ブラックの耐熱樹脂に変更し大人目線でまぶしさを感じない。かつ床面に必要な明るさを確保などプロならではのテクニックを見て取れ頼もしい奴らだと素直に思った。ここでは屋内外あわせて8灯取付けられていた

 ただその器具はイタリー製で車でいうところの私のブログ名のお手本「ランボルギーニs.p.A:有限会社」に等しい「iGzzini イグッチーニs.p.A」の製品で一灯30万円近くもする高級品である。パリコレ会場やエルメスジャポン銀座本店など、めったに取り付けOKが出るブランド品でない。8灯:定価ベース概算250万円ほどではなかろうか?

 屋内はデッキに光害のないアッパーライトの取付で柱はダークな石張りで違和感はない。ただ展望デッキは取付け柱が淡いモスグリーンのかわいいタイル張りで、アンバランスさを感じ得なかった。メカニカルなアルミ色の高級器具がどこかのお宅の浴室かトイレに取り付けられているそんなニュアンスだ。叱咤激励だよっ!

 後輩プランナー達には、その器具を断念し同一光学性能の特注品を推し同価格+調和を得る。または建築設計にタイルのダーク色への変更を迫る位の気概が欲しかった。夜間柱のエッジに人がぶつかる〜で危険NGだったのかもしれない。ただこの器具はショッキング・イエローのペイント有なのでエッジににもイエローペイントでバランス良く回避できたかもしれない。いづれにしても欧米からの観光客が増えている現在こそ誤解を受けないようにネ!

Good Night and Merry Cristmas!

The End!


 私は24日と25日は書き込み自制しますね!わかるしょ。娘にはメリークリスマスだ。

The End too!

投稿者:Lighting-TOat 20:13| その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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