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2016年9月6日

診療時間の変更 10月


診療時間変更のお知らせ   平成28年10月1日より午後の診療時間が変更されます。 月火木金の午後の診療時間は午後2時より午後5時30分までとなります。 よろしくお願い申し上げます。

投稿者:KUSUat 20:09 | 日記

2016年9月5日

地域医療連携講演会 循環器


抗凝固療法について  小松市民病院内科 東方利徳先生 脳卒中の4分の3が脳梗塞でその約3分の1が心原性です。心腔内に血栓ができる原因で最も多いのが心房細動(af)です。 心電図では不整脈とf波の確認をしますがf波は胸部第1誘導で見つけやすい。発作性は7日以内でそれを越えると持続性afと分類します。 afは拍出量低下、心不全をきたします。左房内の血液停滞で血栓をつくります。エコーでの心耳内血栓、左房のもやもやエコーが診断に役立ちます。 CHADS2スコアー2点で抗凝固療法を開始します。 現在は腎機能等に問題がなければワーファリンよりNOACを使います。脳塞栓症で出血、脳ヘルニアがない場合は数日内に使用開始します。出血リスクの高い人は高齢、腎機能低下、消化管出血の既往などです。有効性でワーファリンをうわまわるのはプラザキサが確定しています。安全性でアピキサバン(エリキュース)、利便性ではリバロキサバン(イグザレルト)エドキサバン(リクシアナ)がよいでしょう。 afの治療でアブレイションは若年者で自覚症状の強い人が対象になり心房が拡張を呈する前に行うと成功率が高くなります。 NOACと抗血小板薬で3剤出す場合は3剤の使用期間を短くするためステント留置等際、複数の血管を同時にするなど工夫します。

投稿者:KUSUat 09:17 | 日記

2016年9月1日

認知症対応力向上座学


認知障害の鑑別 石川県立中央病院 神経内科 松本泰子先生 診断の限界を意識しての診療になります。それは経過の一断面しか見ていないことや、画像検査は補助検査に過ぎないことです。変性疾患は多くは病理所見による疾患概念なのです。 治療でいうと神経内科では抗認知症薬そのものの効果の限界があります。行動心理症状に関する治療技術の不足もあります。基幹病院の神経内科は以上のような事情があります。 鑑別診断は暫定的診断から出発していることを念頭に置き、その後の治療が進められることとなります。 本来の認知症とまぎらわしい偽性認知症、一過性全健忘、従来のヒステリーの中に入る解離性健忘、何らかの原因による譫妄状態などがあります。 認知症状を呈する甲状腺疾患の橋本脳症(ステロイドが効果する)、肝不全からくる肝性脳症、ビタミンB1欠乏のウエルニッケ脳症、クロイツフェルドヤコブ病なども頻度は多くないのですが鑑別の範囲です。 老人に起きるてんかんは若年者と同等な数となっています。発作型は精神運動や小発作のような形のことが多く認知症と間違われてしまうことがあります。この場合は脳波は有力な検査手法になります。 アルツハイマー病で画像上で海馬は必ずしも目に見えた変化を呈するわけではありません。暫定的にでも診断し治療しながらも診断を見直すことのできるスタンスを維持することが大事です。

投稿者:KUSUat 17:25 | 日記

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