「大きなカードで神経衰弱」〜老健ふぃらーじゅ通所リハビリ〜
通所リハビリでは、毎日娯楽的要素を含むレクリエーションを企画していますが、新年を迎えるにあたり「大きなカードで神経衰弱」を実施しました。
カードはA4版でそれを床に配して、ご利用者さんはイスに座って決めたカードを棒で指示するようにしました。
その結果、全体を見渡す行為で後傾しやすい人も姿勢が正されて思わぬ効果がでました。
ご利用者の一人が他の通所介護を利用時に「ふぃらーじゅでこんなレク(神経衰弱)をしていたよ。認知機能にもいいから作ってやってみたらどうか」と提案されたとのことでした。

投稿者:リハボスat 17:08
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活動・参加につなげるリハビリ提供2
数年前病院での回復期のリハビリを終了後、当通所リハビリをご利用いただいた利用者さまです。
その後、他サービス(通所介護など)に移行されましたが、今回「屋外不整地をしっかり歩きたい、正座ができるようになりたい」と具体的な目的をもたれて、当施設利用再開となりました。
当初は、なかなか麻痺の脚に体重を載せられず、体軸も傾いていましたが。徐々にしっかりと正座ができ、正信偈を読み上げる10分弱の保持ができるようになられました。

当初は健側に台を置き、臀部もクッションで補高が要


姿勢のアライメントが安定し、しっかりとした正座が可能に
投稿者:リハボスat 16:16
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活動・参加につなげるリハビリ提供1
平成27年度介護保険改正により、通所リハビリでは漠然とした一部の身体機能の改善だけではなく活動・参加につなげリハビリを行うよう示されました。
毎月開催のリハビリ会議を6回終える頃、要介護から要支援になられた利用者さまがおいでます。
半年間で生活環境や生活動作を見直し、訪問介護の介入内容や時間帯を見直し以前に通っていた地域のいきいきサロンへの参加と町公民館の版画教室の参加が実現できました。

何枚も版下を作り、色を重ねる。
優しい原図と色合いの作品集
過去の作品と今回製作された作品を持ち寄られました。
テーマは 遠く離れた孫の成長でした。
投稿者:リハボスat 14:47
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戦後70年の語り人
昨年8月17日 月曜日 北國新聞朝刊に目が止まりました。
当通所リハビリご利用者 92歳男性K様の記事でした。
一昨年5月9日には「昔とった杵柄・・・」のタイトルのブログに掲載させていただきましたが、*英文自筆でのグリーティングカードを長年やりとりされておいでますが、初めて通所リハビリでパソコンを使用し、ワードで英文をうたれたこと*を紹介させていただきました。
この日の新聞には、戦争災害を受けていない金沢が、戦後進駐軍家族達の観光地としてにぎわっていたとは・・・K様はその際に通訳をされていたそうです。
昨年4月には、自主制作・出版で「水源ははるかに」という随筆集を出されました(こちらは日本語です 津幡町図書館シグナスなどでご覧になられます)
また昨年12月24日 木曜日の同じ北國新聞朝刊にも昭和46年の金沢駅駅長室のクリスマスツリー飾りについて、進駐軍だけで行われたパーテーについて回想記事が掲載されていました。
新聞の写真はK様自身が撮影され、アルバムに貼ってあった数センチ大の小さな写真だそうです。
直接お伺いしたところ、それ以前(終戦頃)にカメラを幾つか所有されており、家で現像し数々の写真コンテストに出されたこともあるとのことでした。
たくさんの写真やネガの中に金沢の歴史が遺されているかもしれませんね。
投稿者:リハボスat 15:25
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