本記事は、
10日付記事の追記です。
★西に傾き始めた「夏の大三角形」
★同、星座線入り
この晩は、10P/テンペル第2彗星をメインにペルセウス座流星群の様子見も兼ねていた。
高感度ISO3200によるM31やM33を短時間・多数枚露光、かつ、ノータッチガイドのテスト撮影も行った。
撮影後、薄明も近づいてきたので撤収開始と相成った。
機材を片付け、いざエンジンをかけようとしたが、かからない。
あちゃー、バッテリーが上がってしまった。
エンジンキー抜き忘れ、エアコンボタン入ったままだったのに気づかなかったのが敗因とすぐに気づく。
何度か再スタートを試みるもエンジンかかる気配なし。
幸い、このポイントは自宅からさほど遠くない(1km余)。諦めて家に歩いて戻ろうかと思った。
が、ディープサイクルバッテリーとブースターケーブルを車載していることを思い出す。
早速、両バッテリーを接続したら難なくエンジンは始動した。
が、(直結時に車用コンピュータが逝ったのか?)アイドリングがどうにも保てない。
アクセルペダルを離すとすぐにエンストしてしまう。
近頃のクルマは、エンストするとパワステが効かない上にブレーキも弱くなり、大変都合が悪い。
応急措置として、アクセルペダル受けにペットボトルのキャップを被せてビニルテープで固定し、アクセルペダルがフリーまで戻らない状態にすることを思い付く。
ややアイドル高めな感じもする(800〜1000rpm)が、これ以上低くするとエンストしてしまう。
(#盆休みが明けたらディーラー持ち込み必須だな、これは。)
2010年8月10日02時03分〜21分(2分露光×4枚加算平均)
EOS Kiss Digital X(ISO800,RAW)/SIGMA17-70mm広角端F2.8開放
タカハシTG-SD改ノータッチ@市内立野原(ばんにん原)
結局、昨夜は快曇でペルセウス座流星群どころでなかった。
自宅を脱出する気にもなれなかった。orz
=====以下、本題======
写真集などで目にしたことが多いと思う。
小さな双眼鏡で確認できるが、空さえ暗ければ肉眼でも位置確認できる。
しかし、写真集のように見えないとがっかりされがち。
これは明るい中心部分(下画像で白く飛んでいる部分)に目を奪われ、淡い周辺部まで見てないからである。
望遠鏡で写真集のように見るには最低20cm以上の口径が必要だと思う。
口径20cm場合(有効最低倍率は30倍ほどになるので)この大きな星雲は望遠鏡の視野に収まらない。
明るい中心部分ではなく、周辺の部分に望遠鏡を向けると良いと思う。
事前にしっかり暗いところに目を慣らしておくことも大切。
2010年8月10日01時27分〜46分頃
(バルブ2分〜1分露光×8枚加算平均)
EOS20D(ISO3200〜800)/ボーグED10cmF4屈折直焦点
ロスマンディGM-8赤道儀ノータッチガイド
@市内立野原(ばんにん原)