たらのこ旨煮
小西です。
真鱈が旬のこの時期になると
おいしそうな“たらのこ”が並びます。
“たらのこの旨煮”は我が家の好物です。
乾燥昆布を水で戻し
たらのこを包んでかんぴょうで結びます。
砂糖・醤油・料理酒で味付けしますが
量は適当です・・・・
落し蓋をして弱火でじっくり煮込みます。
以前はストーブの上で煮たのですが・・・
時代は変わりました・・・・
ところで“たらのこ”は
抗酸化物質ビタミンEと
亜鉛がとても豊富な食品です。
ビタミンEは細胞に弾力を与え
亜鉛はDNAやたんぱく質の合成には
欠かせない成分です。
また、ビタミンB群も豊富なので
筋肉をつけたい人や早く怪我を治したい人には
お勧めの食品です。
煮汁が煮詰まって とろ〜りしてきたところで
出来上がりです。
ご飯のお供にぴったりな1品です
皆さんも作ってみませんか?
投稿者:きじまHPat 14:12
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続・低糖質食
小西です。
主食を抜いておかずだけを食べる「低糖質食」
糖尿病患者さんが
糖質を食べると食後高血糖になるので
それを防ぎましょうという治療食です。
ではどのくらい血糖を上げるのか?
個人差がありますが
1型・・・糖質1gに対して血糖値が約5mg/dl
2型・・・糖質1gに対して血糖値が約3mg/dl
上昇するといわれています。
合併症を防ぐための目標血糖値は
食後1時間180mg/dl以下です。
なので
自分の空腹時の血糖値を測定することで
糖質の食べられる量が分かります。
例えば
2型の人の場合
空腹時血糖値が140mg/dlであるならば
180mg/dlとの差は40mg/dl
糖質1gにつき血糖値が約3mg/dl上がるため
40÷3=
13.3g(1食分)の糖質が食べられる
計算になります。
ですから市販されている
炭水化物の量を見ることで
自分が食べられる食品を選ぶことが出来るのと
おかずがたくさん食べられるという利点がありますし
このように
食べる糖質の量によって
食後血糖値の予想がつくので「インスリン量が調整できる」
という利点もあります。
ただし通常の食事にくらべて
食費は約1.5倍高くなります。
と、いうのも
砂糖などの甘味は使えません。
どうしても甘味が欲しい場合は
「血糖値を上げない特殊な甘味料」が必要になったり
おかず中心のメニューになるため
野菜類・肉類・魚介類・卵・大豆製品の使用頻度が
多くなるからです。
それでも糖質が血糖値を上げることは事実なので
今後の糖尿病治療食がどのように変化するのか
私も糖尿病専門医とともに勉強します。
なお「低糖質食」をやってみようかな〜と
考えている糖尿病患者さんのなかで
「腎臓の働きが悪い人・経口血糖降下薬を使用
インスリン治療をしている人」は
必ず医師と相談してください。
低血糖を招くので危険です。
血糖値が気になる方は
早めの受診、あるいは管理栄養士までご相談下さいね
投稿者:きじまHPat 17:01
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低糖質食
小西です。
糖尿病治療の最新の話題として
「抵糖質食」や「ローカーボ食」という食事療法があります。
どちらも
「糖質の量を減らす」という
食事療法です。
では「
糖質の多い食品は何か?」と申しますと
砂糖及び甘味類
穀類・いも及びでん粉類です。
これらは
「血糖値を上げる」食品です。
つまり「低糖質食治療」とは
「血糖値を上げる食品を食べないようにする」ことで
食後の高血糖を防ぎましょうというものであり
「血糖値を上げにくい食品を食べなさい」
という食事療法です。
じゃあ「血糖値を上げにくい食品」って何?
実は・・
・油・たんぱく質・蒸留酒です。
ということは・・・
おかずが食べ放題!?
揚げ物OK!!焼酎飲み放題と思いますよね〜
アルコールについては後で述べますが
糖質60%たんぱく質15%脂質25%
1600キロカロリーが当院の
糖尿病20単位食ですが
これが「低糖質食」になると同じカロリーでも
糖質20%たんぱく質30%脂質50%
と変わります(一例ですが・・・)
いったいどんなメニューになるのでしょうか?
ハムエッグ・トマトのサラダ・野菜炒め
豆乳・野菜スープ
鯖のたつた揚げ・焼き茄子・八宝菜
大根サラダ・豆腐となめこの味噌汁
鶏の唐揚げ・枝豆・筍と蕗の煮物
野菜サラダ・豆腐ときのこのスープ
ご飯などの穀類はゼロです。
砂糖などの甘味は少ないです。
血糖値は上がりません。
しかし
食費は上がります。
ところで
、糖尿病専門医師に
「これからの糖尿病治療食は
低糖質食に変わっていくのでしょうか?」と
うかがったところ
「短期であるならば、低糖質食は有効ですが
長期にわたって低糖質食を続けることで
体がどう変化するのか?研究が進んでいないので
なんとも言えない」ということでした。
最後に「蒸留酒」のことですが・・・・
血糖値は上げないかもしれませんが
アルコールを解毒する際に
「糖」が使われるため「低血糖」を招くことと
肝臓に負担がかかり、結果として
高血糖を招くことは事実です。
糖尿病治療食については
自分に合う食事治療を一緒に考えてみませんか?
気軽に
主治医・管理栄養士にご相談くださいね
投稿者:きじまHPat 16:55
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FOOD ACTION NIPPON
小西です。
皆さんこのロゴマークをご存知ですか?
これは
「日本の食・食文化を守る・残す・創る運動を推進する」
食料自給率向上に向けた国民運動のロゴマークです。
昨年、農林水産省 委託事業の方より
「貴院の栄養部HPを見たところ“FOOD ACTION NIPPON”
の主旨に沿った活動をされているようなので
“推進パートナー”として登録しませんか?」
との申し出があり
平成23年1月14日より参加・登録することと
なりました。
病院での登録は全国で当院が初です
http://syokuryo.jp/partner/action/
この活動を通じて「患者様へのおいしい食事つくり」
への期待に応えられるよう励みます
投稿者:きじまHPat 17:10
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糖尿病は治る?
小西です。
第14回日本病態栄養学会年次学術集会に参加してきました。
が心配でしたが無事到着
新幹線の中から富士山を拝むことができました。
さて、臨床医・栄養研究者・管理栄養士などが
集まるこの会に参加した目的のひとつに
某テレビ番組を見ていた両親から
「糖尿病が治る薬がでたんやて〜」と
聞かされて
糖尿病患者さんにとっては
夢のような話の真実を確かめるべく
横浜市立大学大学院医学研究所
分子内分泌・糖尿病内科学の教授に
「某テレビ番組にて、その薬を使うと
糖尿病が治るということですが
先生の考えをお聞かせ下さい」と質問しました。
先生曰く
「糖尿病になるか?ならないか?の境界線の方に
早期から使用することで糖尿病にならないと
いうものであり、糖尿病が治る薬ではない」
という答えでした。
つまり、糖尿病に限らず自分の健康を守るには
きちんと
医師の診断を受けること
早期発見・早期治療が大事であること
足るを知る=自分の運動量に見合うエネルギー分の
食事をすることが大事・・・・・
自己診断しないでくださいね〜
また、糖尿病治療の最新の話題
低糖質食治療については
次回のブログで紹介したいと思いますので
お楽しみに〜
投稿者:きじまHPat 15:43
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スキーシーズン到来
小西です。
今シーズン初めてMyスキーを購入しました。
“豚に真珠”と言われないようにせねば・・・
ということで、スキースクールに入るために
セイモアへ
第2リフト山頂小屋が落雷のため運休ということで
1日リフト券が500円値引きになっていました。
さて、この日は生徒が私1人、ということで
マンツーマンで教えていただきましたが・・・
最初から最後まで同じことを
何度も何度も繰り返し言われ続けるという
情けない生徒でした・・・
あとで、当院健康運動指導士の友人と
判明しびっくりしましたが、先生から
「バッジテストを受けてみないか?」と
言われて俄然やる気が倍増しました。
翌日は成人の日ということもあり
閑散としておりました・・・・
この日は吹雪で視界も悪く
昨日の疲れもあり半日で帰りました
帰ると父がお好み焼きを焼いてくれていて
がっつり2枚いただきました
スキーってお腹がすくんだよねー
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投稿者:きじまHPat 15:37
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七草粥
小西です。
1月7日は「七草粥の日」ということで
当院でも毎年の定番メニューにしています。
昔は年末に予約しないと手に入らなかった
「七草粥セット」ですが
いつの頃からか「予約せんでも大丈夫やよ〜」と
八百屋さんに言われるようになりました。
毎年、どれが何の草だか悩む七草です
「せりなずな 御形はこべら 仏の座
すずなすずしろ これぞ七草」という歌で
春の七草を覚えました。
さて、大人数の粥をつくるので
大鍋で炊きます。
炊き上がったお粥に下茹でした
七草を加えて混ぜます。
味付けは塩のみです。
今日のメニューは
ぶりの照り焼き もやし炒め
ポテトサラダ 七草粥 味噌汁です。
ぶりも脂がのっていて大変美味でした
投稿者:きじまHPat 16:02
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雪は怖い
小西です。
元日の朝
屋根雪の重みで車が凹みました
次の日はスキー場にて8歳の甥っ子と
リフトに乗っていたとき・・・・
木に積もっていた雪が
ドカンと落ちてきて
子供のスキーが雪の重みで落ちてしまいました
(人間が落ちなくて幸いでした・・・・)
もうスキーは駄目かな〜とあきらめていたのですが
それを見ていた見知らぬスキーヤーが
「僕が拾ってきます」と一言いいのこし
降りていきました。
リフト係りの方から事情聴取をされている間に
無事、子供のスキーは戻ってきました
昨年もコースを間違えて「上級コース」で
子供が身動きがとれず立ち往生・・・
もう恥じも外聞もなく
「誰か〜助けて〜くださ〜い」と大声で叫びました
すると
「僕がこの子おぶって降りるので、あなたは
ストックだけもって降りてください」と
見知らぬスキーヤーに助けていただきました
2年続けて人の温かさに触れたスキー場での
出来事でした
皆様もスキー場では
コースを間違えないことと
リフトの上空にも
注意してくださいね。
投稿者:きじまHPat 16:11
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