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2011年1月31日

たらのこ旨煮

小西です。

真鱈が旬のこの時期になると

おいしそうな“たらのこ”が並びます。

“たらのこの旨煮”は我が家の好物です。

乾燥昆布を水で戻し



たらのこを包んでかんぴょうで結びます。

砂糖・醤油・料理酒で味付けしますが

量は適当です・・・・



落し蓋をして弱火でじっくり煮込みます。

以前はストーブの上で煮たのですが・・・

時代は変わりました・・・・

ところで“たらのこ”は 抗酸化物質ビタミンE

亜鉛がとても豊富な食品です。

ビタミンEは細胞に弾力を与え

亜鉛はDNAやたんぱく質の合成には

欠かせない成分です。

また、ビタミンB群も豊富なので

筋肉をつけたい人や早く怪我を治したい人には

お勧めの食品です。

煮汁が煮詰まって とろ〜りしてきたところで

出来上がりです。

ご飯のお供にぴったりな1品です

皆さんも作ってみませんか?

投稿者:きじまHPat 14:12 | アスリート食 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月28日

続・低糖質食

小西です。

主食を抜いておかずだけを食べる「低糖質食」

糖尿病患者さんが糖質を食べると食後高血糖になるので

それを防ぎましょうという治療食です。

ではどのくらい血糖を上げるのか?

個人差がありますが

1型・・・糖質1gに対して血糖値が約5mg/dl

2型・・・糖質1gに対して血糖値が約3mg/dl

上昇するといわれています。

合併症を防ぐための目標血糖値は

食後1時間180mg/dl以下です。

なので自分の空腹時の血糖値を測定することで

糖質の食べられる量が分かります。

例えば2型の人の場合

空腹時血糖値が140mg/dlであるならば

180mg/dlとの差は40mg/dl

糖質1gにつき血糖値が約3mg/dl上がるため

40÷3=13.3g(1食分)の糖質が食べられる

計算になります。

ですから市販されている炭水化物の量を見ることで

自分が食べられる食品を選ぶことが出来るのと

おかずがたくさん食べられるという利点がありますし

このように食べる糖質の量によって

食後血糖値の予想がつくので「インスリン量が調整できる」

という利点もあります。

ただし通常の食事にくらべて食費は約1.5倍高くなります。

と、いうのも砂糖などの甘味は使えません。

どうしても甘味が欲しい場合は

「血糖値を上げない特殊な甘味料」が必要になったり

おかず中心のメニューになるため

野菜類・肉類・魚介類・卵・大豆製品の使用頻度が

多くなる
からです。

それでも糖質が血糖値を上げることは事実なので

今後の糖尿病治療食がどのように変化するのか

私も糖尿病専門医とともに勉強します。

なお「低糖質食」をやってみようかな〜と

考えている糖尿病患者さんのなかで

「腎臓の働きが悪い人・経口血糖降下薬を使用

インスリン治療をしている人」は

必ず医師と相談してください。

低血糖を招くので危険です。

血糖値が気になる方は

早めの受診、あるいは管理栄養士までご相談下さいね















投稿者:きじまHPat 17:01 | 食育 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月24日

低糖質食

小西です。

糖尿病治療の最新の話題として

「抵糖質食」や「ローカーボ食」という食事療法があります。

どちらも「糖質の量を減らす」という

食事療法です。

では「糖質の多い食品は何か?」と申しますと

砂糖及び甘味類

穀類・いも及びでん粉類
です。

これらは「血糖値を上げる」食品です。

つまり「低糖質食治療」とは

「血糖値を上げる食品を食べないようにする」ことで

食後の高血糖を防ぎましょうというものであり

「血糖値を上げにくい食品を食べなさい」

という食事療法です。

じゃあ「血糖値を上げにくい食品」って何?

実は・・・油・たんぱく質・蒸留酒です。

ということは・・・おかずが食べ放題!?

揚げ物OK!!焼酎飲み放題
と思いますよね〜

アルコールについては後で述べますが

糖質60%たんぱく質15%脂質25%

1600キロカロリーが当院の

糖尿病20単位食ですが

これが「低糖質食」になると同じカロリーでも

糖質20%たんぱく質30%脂質50%

と変わります(一例ですが・・・)

いったいどんなメニューになるのでしょうか?


ハムエッグ・トマトのサラダ・野菜炒め
豆乳・野菜スープ

鯖のたつた揚げ・焼き茄子・八宝菜
大根サラダ・豆腐となめこの味噌汁

鶏の唐揚げ・枝豆・筍と蕗の煮物
野菜サラダ・豆腐ときのこのスープ

ご飯などの穀類はゼロです。

砂糖などの甘味は少ないです。

血糖値は上がりません。

しかし食費は上がります

ところで、糖尿病専門医師

「これからの糖尿病治療食は

低糖質食に変わっていくのでしょうか?」


うかがったところ

「短期であるならば、低糖質食は有効ですが

長期にわたって低糖質食を続けることで

体がどう変化するのか?研究が進んでいないので

なんとも言えない」
ということでした。

最後に「蒸留酒」のことですが・・・・

血糖値は上げないかもしれませんが

アルコールを解毒する際に

「糖」が使われるため「低血糖」を招くことと

肝臓に負担がかかり、結果として

高血糖を招くこと事実です。

糖尿病治療食については

自分に合う食事治療を一緒に考えてみませんか?

気軽に主治医・管理栄養士にご相談くださいね





投稿者:きじまHPat 16:55 | 食育 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月20日

FOOD ACTION NIPPON

小西です。


皆さんこのロゴマークをご存知ですか?

これは

「日本の食・食文化を守る・残す・創る運動を推進する」

食料自給率向上に向けた国民運動のロゴマークです。

昨年、農林水産省 委託事業の方より

「貴院の栄養部HPを見たところ“FOOD ACTION NIPPON”

の主旨に沿った活動をされているようなので

“推進パートナー”として登録しませんか?」

との申し出があり

平成23年1月14日より参加・登録することと

なりました。

病院での登録は全国で当院が初です

http://syokuryo.jp/partner/action/

この活動を通じて「患者様へのおいしい食事つくり」

への期待に応えられるよう励みます


投稿者:きじまHPat 17:10 | 食育 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月17日

糖尿病は治る?

小西です。

第14回日本病態栄養学会年次学術集会に参加してきました。



が心配でしたが無事到着

新幹線の中から富士山を拝むことができました。

さて、臨床医・栄養研究者・管理栄養士などが

集まるこの会に参加した目的のひとつに

某テレビ番組を見ていた両親から

「糖尿病が治る薬がでたんやて〜」

聞かされて糖尿病患者さんにとっては

夢のような話の真実を確かめるべく

横浜市立大学大学院医学研究所 

分子内分泌・糖尿病内科学の教授に

「某テレビ番組にて、その薬を使うと

糖尿病が治るということですが

先生の考えをお聞かせ下さい」
と質問しました。

先生曰く

「糖尿病になるか?ならないか?の境界線の方に

早期から使用することで糖尿病にならないと

いうものであり、糖尿病が治る薬ではない」

という答えでした。

つまり、糖尿病に限らず自分の健康を守るには

きちんと医師の診断を受けること

早期発見・早期治療
が大事であること

足るを知る=自分の運動量に見合うエネルギー分の

食事をすることが大事・・・・・

自己診断しないでくださいね〜

また、糖尿病治療の最新の話題

低糖質食治療については

次回のブログで紹介したいと思いますので

お楽しみに〜

投稿者:きじまHPat 15:43 | 食育 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月11日

スキーシーズン到来

小西です。

今シーズン初めてMyスキーを購入しました。

“豚に真珠”と言われないようにせねば・・・

ということで、スキースクールに入るために

セイモアへ

第2リフト山頂小屋が落雷のため運休ということで

1日リフト券が500円値引きになっていました。

さて、この日は生徒が私1人、ということで

マンツーマンで教えていただきましたが・・・

最初から最後まで同じことを

何度も何度も繰り返し言われ続けるという

情けない生徒でした・・・

あとで、当院健康運動指導士の友人と

判明しびっくりしましたが、先生から

「バッジテストを受けてみないか?」と

言われて俄然やる気が倍増しました。

翌日は成人の日ということもあり

閑散としておりました・・・・



この日は吹雪で視界も悪く

昨日の疲れもあり半日で帰りました

帰ると父がお好み焼きを焼いてくれていて

がっつり2枚いただきました

スキーってお腹がすくんだよねー





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投稿者:きじまHPat 15:37 | アスリート食 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月7日

七草粥

小西です。

1月7日は「七草粥の日」ということで

当院でも毎年の定番メニューにしています。

昔は年末に予約しないと手に入らなかった

「七草粥セット」ですが

いつの頃からか「予約せんでも大丈夫やよ〜」と

八百屋さんに言われるようになりました。

毎年、どれが何の草だか悩む七草です





「せりなずな 御形はこべら 仏の座

すずなすずしろ これぞ七草」という歌で

春の七草を覚えました。

さて、大人数の粥をつくるので

大鍋で炊きます。

炊き上がったお粥に下茹でした

七草を加えて混ぜます。

味付けは塩のみです。

今日のメニューは

ぶりの照り焼き もやし炒め

ポテトサラダ 七草粥 味噌汁です。

ぶりも脂がのっていて大変美味でした


投稿者:きじまHPat 16:02 | 食育 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年1月5日

雪は怖い

小西です。

元日の朝

屋根雪の重みで車が凹みました

次の日はスキー場にて8歳の甥っ子と

リフトに乗っていたとき・・・・

木に積もっていた雪がドカンと落ちてきて

子供のスキーが雪の重みで落ちてしまいました

(人間が落ちなくて幸いでした・・・・)

もうスキーは駄目かな〜とあきらめていたのですが

それを見ていた見知らぬスキーヤーが

「僕が拾ってきます」と一言いいのこし

降りていきました。

リフト係りの方から事情聴取をされている間に

無事、子供のスキーは戻ってきました

昨年もコースを間違えて「上級コース」で

子供が身動きがとれず立ち往生・・・

もう恥じも外聞もなく

「誰か〜助けて〜くださ〜い」と大声で叫びました

すると

「僕がこの子おぶって降りるので、あなたは

ストックだけもって降りてください」と

見知らぬスキーヤーに助けていただきました

2年続けて人の温かさに触れたスキー場での

出来事でした

皆様もスキー場ではコースを間違えないことと

リフトの上空にも

注意してくださいね。














投稿者:きじまHPat 16:11 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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